ご近所さん/目黒の鰻
最近やった装画のお仕事をば。ひとつめはKADOKAWAから発売中の群ようこさんの新刊「うちのご近所さん」です。なんでも、群さんのすぐご近所に担当編集者が住んでいて、その近所にデザイン事務所があって、そのまた近所に私が住んでいるらしいのです。というわけでタイトルにちなんでご近所さんで本を作ったというわけです。デザインはbookwallさん。続きましては双葉文庫の新刊、早見俊さんの「千代ノ介御免蒙る 目黒の鰻」将軍様が手にしているのは番付です。江戸時代は相撲だけでなく、いろんな番付が作られていました。番付のまん中には「御免蒙る」って書いてあるんですよね。番付がどう物語に絡んでくるのでしょう。文庫のカバーデザインは長田年伸さん。下はPOP広告のカードです。デザインはビーグラフィックスさん。いつもとちょっと違う感じに描いてみたのです。線のスピードを弱めて。書店で見かけたら、よろしくおねがいします。