わたし一人の美術時評
報告がおそくなりましたが「芸術新潮」にて9月号から、藤田一人さんのコラムに挿絵をつけています。藤田一人さんのお名前は「一人」と書いて「かずひと」と読みます。そんなわけで「わたし一人の美術時評」というタイトルになってます。この場合はふつうに「ひとり」と読んでくださいね。第一回目の内容は「現代若手美術家考」という内容でした。最近の若手作家に見られる傾向と、とりまく状況について書かれてありました。私は商業美術家ですが、それ以前に芸術家である気持ちを忘れてしまってはいい仕事もできません。芸術家にとって「若さ」は最も重要な価値の一つです。藤田さんのコラムは今売られてるので2回目。もう3回目の原稿も読んでイラストレーションを描き終わりましたが、時評であっても普遍的なお話が展開されていてとてもおもしろいです。力強い文章はこの夏の酷暑にもかかわらずクーラーなしの部屋で書かれたとか。芸術家にとって若さとは?…私の描いた挿絵はこんなものでした。文中にはこんなシーンはありませんけど。ヴィンちゃんとポール君の仲良し?コンビです。(ゴッホとゴーギャンです。念のため)