伊野孝行のブログ

無理難題

またまた去年の仕事ですが、カタログハウスの「通販生活」でふざけたイラストレーションを描きました。私が吹っかけられた「無理難題」というコーナーでそれぞれのエピソードに絵をつけました。まずは森永卓郎さん。日本専売公社に勤めていたころ、無担保で20億円借りてこいと言われた話。

ジャーナリストの上杉隆さん。鳩山邦夫の秘書をしていた頃、毎日が無理難題の連続だったという体験談。邦夫おそるべし。

辛酸なめこさん。究極の針治療を体験しに行って死にそうになったお話。

5万回斬られた男、こと俳優の福本清三さん。若き日に工藤栄一監督に「なぜ馬より早く走れないんだ!」とぶち切れられたかわいそうなお話し。

先週のブログでもおなじみ松村邦洋さん。高田文夫先生に「ドカベン物語」と「水島新司物語」の主役が決まったから、半月ごとに体型を変えて役作りするようにと、だまされた話。

堀ちえみさん。娘と東京ドームシティに行って6時間連続で走り回された悲惨な報告。

不肖、宮島茂樹さん。若いころ、週刊文春のデスクに毎回、無茶な注文ばかり押し付けられていたころの思い出話。しかし「昔はどれだけ無茶をしたかが、報道カメラマンの勲章みたいなものでした」とおっしゃってます。確かに、人間が大きくなるには、理不尽なものに耐えることが必要なのかも。