中野トリップスター刊行
新潮社のPR誌「波」で連載していた新野剛志さんの「中野トリップスター」が本になりました。連載時に挿絵を描いてたので、カバー装画も担当することになりました。ありがたや、ありがたや。表紙の二人は主人公のヤクザ、山根(角刈り)とその弟分の誠(アフロ)、髪型が対照的です。カバーを全面ひらくと、中野の街(南口)に登場人物達があらわれます。(クリックするとおおきくなるので、お願いします!クリックしてくだせぇ!)道の向こう側のちいさく描いてあるのも皆登場人物です。この物語は、中野にある旅行代理店(その店の名前がトリップスターなのです)でシノギをするハメになったヤクザのお話なのです。帯に描いた女の子は「まさこ」という登場人物の一人で、とても性格が悪くて、そこがかわいいです。ピースサインをしているのではなくて、目つぶしの手の格好です。
今回はめずらしくロケハンに行きました。中野駅周辺を歩いて写真をパチリ。それを元に描きましたが、あくまで絵は絵ですから…。
以前に連載していた「波」の挿絵はコチラです。中野トリップスター挿絵
この「波」での連載時と、今回の本の装丁は新潮社装丁室の二宮大輔さんです。おもしろデザインありがとうございました。