橋下市長とたかじん
芸術新潮2月号の特集は「春画ワールドカップ」と題して浮世絵vs世界のエロスが繰り広げられています。さてエロスのページのその後で今月も熱く真面目に美術界について考える藤田一人さんの「わたし一人の美術時評」、今回は「いまこそ、官製美術館の本質を問う」でした。そもそも国公立の美術館のあり方はどうあるべきなのか?くわしくは芸術新潮でお読みいただくとして、コラムの冒頭で橋下徹市長が大阪市立近代美術館の建設計画を白紙に戻したことに触れてます。「こんな金があったら小学校にクーラーを、中学生に給食を」と府知事時代から建設には否定的だったみたいです。(画像はクリックすると鮮明になります。久々に言ってみた)橋下市長がそもそも政界に打って出る後押しをした人物としてやしきたかじんさんがいます。「鈴虫の声を持つゴキブリ」と言われるたかじんの歌を聴いて感動し、思わず決断をくだしてしまった…そんな場面を勝手に想像して描きました。そう、この橋下市長の感動のように芸術は人間には必ず必要なものなのです。人間は芸術の恩恵なしには生きられないのです。そのところは忘れてもらっては困りますよ…ということで。(たかじんさん初期の食道ガンで休養とのニュース。元気に復活されることを願います。)
他にはこんなアイデアがありました。横山ノックのタコ踊り像です(チト古い?)。真実を語る浮浪者(説明的すぎ?)。