尾形乾山/美術手帳
今年の秋に上野の博物館で開かれた「大琳派展」に合わせた企画が「美術手帳」であった。僕は尾形乾山について執筆する依頼を受けた。他のメンバーは 本阿弥光悦 by 山口晃さん、 俵屋宗達by しりあがり寿さん、 尾形光琳by 笠井あゆみさん、 酒井抱一 by ほしよりこさん、鈴木其一 by 山村浩二さんという顔ぶれです。監修は日本美術応援団の山下裕二先生。
さあ、まずは尾形乾山について勉強しなくちゃならない。何も知らないも同然だから、書店、古書店、図書館、美術館と色々まわる。編集部にもお手伝いしてもらって、欲しい図録なども取り寄せる。「すべて、好きにしていいですよ。」と言われてるので、レイアウトを考えたり、文章は何を書くかなど、普段のイラストレーションのみの仕事ではやれないことがやれて、すごく楽しかった。乾山のことは専門家ではないので詳しく知らない。でも好きな作品がいくつもあったのでその感想を言うことにした。やはり好きになれないと書けないもんだ。僕に乾山をわりふってくれた編集部のKさんは、それもお見通しだったのだろうか。
※クリックすると大きくなります(拡大もできます)ので、文章も読めると思います。興味のある方は是非!