モチベーションについて
小学館の「oggi」の2色ページに、モチベーションの高い馬、モチベーションの低いパンダの絵を描いた。もちろん馬とパンダの特集ではない。女性読者様にむけての擬人化だ。ところで動物だって行動を促す動機を持っているだろうから、モチベーションもあるにはあるとおもうけど…。たとえば、馬が、なんで自分はサラブレッドに生まれなかったんだろうか、チクショウ!よし、今に見ておれ〜!なんてことは決して思わない。また、血統書つきの犬が雑種にたいして優越感を持つこともない。この点は動物に見習うべきだ。二頭の虎が縄張をめぐって喧嘩をしたとする。負けた方は、復讐をちかって、体を鍛え、技を磨き、知力を高めようとするだろうか?動物の闘いは、天賦の才の差が勝敗を決めるだけであって、修練や工夫がない。この点、人間に生まれてよかったと思う。おわかりだと思うが、ぼくがここに書いていることは「oggi」の記事とはまったく関係のないことで、ただスペースを埋めるために書いていることだ。