年賀状、そして新連載
そろそろ年賀状の季節です。面倒くさいけどもらうと嬉しいから、今年もガンバロー!今年は富士フィルムの「ふくふく年賀状」というサイトに年賀状を描きました。年賀状、まだの人は是非ダウンロードをしてくれるとうれしいなっ!1050円かかるんですが…。
伊野孝行 寝正月伊野孝行 春よ来い
なかなか他の皆さんも力作ですね。僕のはちょっと素朴すぎたかな〜?はい、宣伝は終わり。
山本幸久さんの初の時代物小説「大江戸あにまる」の第一話「駱駝」です。小説の挿絵というのは、やっぱり小説の雰囲気に合わせた方がいいと思うんですが、(依頼される時点で合う人を選ぶわけなので、そんなに何か変えることもないが)その文章の作用が絵に表れることが面白みでもあります。僕はここのところ与謝蕪村のような俳画が描きたい、と思っていたのですが、この山本幸久さんの小説を読んで、コレはイケル!とさっそくそれを試したわけです。しかし、俳画は、適当な感じが重要で、いざ本番と思うとどうしてもええ加減な気分がちぢこまってしまいます。偶然が完全になってるようなのが理想です。今回は筆ペンを使ったんだけど、筆ペンは腰が強いから、へなへな感がすくないな、今度は普通の筆で描いてみよう。