まいど!1月23日〜2月1日、大阪の老舗ギャラリーthe14thmoon で「画家の肖像in大阪」をやります。ハモニカブックスより発売された伊野孝行の画文集「画家の肖像」の原画展です。大阪方面のみなさま是非お来しやす!今回はいろんな意味でてんこ盛り。まずその1!the14thmoonの並びのギャラリーCENTENNIAL(二つのギャラリーは同じ経営)ではあおきひろえさんの個展も同時期開催!なので合同DMにしていただきました。
さらにてんこ盛りその2!the14thmoonでは私の個展と同時に「画っ奏新聞 あんさんぶる。」の原画展もやっています。「画っ奏新聞 あんさんぶる。」とは最近はじめたフリーペーパーです。有り体に申しますと、要は大阪で知名度のない私が個展をやっても誰も来てくれないだろうし、せっかく大阪に行くのだから、お友達の力を最大限にお借りして、何か楽しいことして盛り上げよう!という主旨でございます。ややこしくてすいません。
「あんさんぶる。2号」の表紙。今回は落語の「上方噺」をテーマに総勢13名で発刊します。参加作家と描いた噺→森英二郎さん「いかけや」、寺田順三さん「あくびの稽古」、あおきひろえさん「初天神」、福田利之さん「道具屋」、タラジロウさん「子ほめ」、田嶋健さん「七度狐」、海谷泰水さん「千両みかん」、村上テツヤさん「時うどん」、霜田あゆ美さん「二番煎じ」、丹下京子さん「地獄八景亡者戯」、チャンキー松本さん「貧乏花見」、いぬんこさん「犬の目」、伊野孝行「らくだ」でございます。先日印刷終えてきました。すごく面白いのができました。フリーペーパーなので0円!原画はカラーですので、あわせてお楽しみ下さい〜!販売もしてます〜。
さらにてんこ盛りその3!オープニングイベントが1月24日、19時よりあります。◎あおきひろえさん(実は大川亭ひろ絵という芸名を持つ噺家でもある!)の落語◎チャンキー松本&伊野孝行の紙芝居「ゴッホ物語」◎伊野孝行トークショー「画家の肖像を語る」聞き手吉田宏子 料金1000円ワンドリンク付き。定員30名、ご予約はthe14thmoonまで!the14thmoonのサイトはこちら!
は〜、ややこし、ややこし、わてほんまによういわんわ〜。でも必ず楽しくなるので来てね♡さて、今度はお江戸のお知らせ。「画家の肖像」のブックデザインをお願いした(だけではなく、日頃わたしを叱咤激励してくれる恩人)日下潤一さんの個展が1月23日〜29日まで神保町のスタジオイワトで開かれます。
絵は森英二郎さんです。私もカリカチュアの冊子、ポスター…などで参加しております。カリカチュアは「本」にまつわるテーマにしました。チラみせするとこんなカンジ。地下鉄のなかの二宮金次郎。みんなが本を読んでるのに、金ちゃんはスマートフォンに夢中…の図。
関連イベントもあります!ご予約、お問い合わせはスタジオイワトへ。スタジオイワトのサイトはこちらです!
私の方からは以上であります!みなさんよろしく!
只今、タンバリンギャラリーで個展開催中。タンバリンギャラリーが他のギャラリーと違うのは、運営しているのがおじさま達であるということ。おじさま達は本業が船のプロダクトデザイナーであったり、オモチャのデザイナーであったり、イラストレーターであったり、編集者であったりという具合で、その本業の才能をギャラリーにも活かしてくれていいます。そのおじさま達の一人、マガジンハウスでブルータスなどの編集をされてた糟谷さんが個展のレポートをブログにあげてくれました。それを読んで「うまい!」「さすが!」と思ってしまいました。これを読んだら見にきたくなるでしょ?タンバリンギャラリーのブログ「伊野孝行 画家の肖像2」
5/8(火)〜13(日)までタンバリンギャラリーで「画家の肖像2」やってます。画集も出ます〜。いろんな画家がお待ちしています。どうぞよろしくおねがいいたします。(画像はクリックすると拡大されます)
今日は、5/8〜13まで開催される私の個展「画家の肖像2」のお知らせをさせてください(毎週しつこくやっていますが)。
2010年の年末に「リトルモア地下」で「画家の肖像」という展覧会をしました。今回はそのpart2というわけです。実はその2010年の「画家の肖像」を開催したときに「この展覧会を本にしたい!」という奇特な方(吉田宏子さん)があらわれ、このたび、ようやく本が発売されるので(今、印刷所で刷ってるところ)発売記念の個展でもあります。新作も30点ほど描きました。作品集には2010〜2012年の間に描いた画家たちの肖像画が納められています。64pでフルカラー。A4変形。こちらが画集の表紙と扉です(デザインは日下潤一さんとBGRAPHIXのみなさん)。
さてこの本の解説を南伸坊さんにあつかましくもお願いしたのですが、書いていただいた原稿を拝読して私も、吉田さんも「なるほど!我々はこういう本を作っていたのだ!」と強くヒザを打ったのであります。本人たちが何を言っている?…というおそまつな話でありますが。解説から一部引用させていただきますと…自分で引用なんてして、厚顔無恥そのものですが…。
この画集は伊野さんの個展をもとにしているのだが、展覧会とはまたちがったおもしろさが本の形になって、たちあがってきた。「絵による絵画論」。これはもう、ひとつのジャンルができあがったというべきだろう。/中略/アイデアを思いついて、それを絵にしているだけじゃない。描きながら考えて、描きながら論をすすめている、つまり絵による「絵画論」なのだ。時々、文章が入っている。私はこの文章がある故に「絵画論」といっているわけではない。
…とつづく解説をよんで一番「解説」されたののは何をかくそうこの私でありました。「そうか!この本でやろうとしていることは『絵による絵画論』だったのだ!」と。自分でも、今までのパロディとかではやってないことがしたかったのです。パロディというジャンルは嫌いな面もありまして、そこでなんとか新境地をひらけないものかと考えていました。では一体「絵による絵画論」とはどういうことなのか?ハイ、それは展覧会を見にきて、本を読んでのおたのしみ〜、ということでヨロピク!
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