伊野孝行のブログ

風刺画展はじまるよーっ!

11月22日から人形町のビジョンズというギャラリーで『風刺画ってなに?』がはじまるよー!絶対に見に来てね!来なきゃ絶交だぜ!楽しいトークショーもあるよ!

「風刺画ってなに?」詳しい情報はこちらをクリック!

風刺画ってなに?

『風刺画ってなに?』っていう展覧会が来週からはじまりますっ!

イマドキ、風刺画の展覧会なんて誰もやらないでしょ?
いや、なに、ネットにはいっぱい、風刺画というのか、ポンチ絵っていうのか、クソコラっていうのか、上がってるんですけどね。そうやってみんなで息抜きして楽しんでるんです。健康的なことではないですか。
でも、僕は風刺画って、好きじゃないんだよ。風刺画ってだいたいは面白くないんだもん。面白い風刺画は好き。宮武外骨の「滑稽新聞」とか。あ、全然関係ないけど、明治時代に「なまいき新聞」というのもあったみたい。内容は知らないけど、いい名前だ。
明治時代ってさ、言論の自由がそんなにないから、命がけじゃん。今だってそういう国は結構あるだろうけど、そこで風刺画描くのはスリルあるよね。日本で描いたって、なにも起こらないよ。だから面白くないのか。
いや、そういうことじゃないんだよな。なんだろう風刺画=政治風刺漫画だというイメージが僕は嫌いなのかも。基本的に毒のある絵は大好物です。
面白くない風刺画は、善悪二元論みたいになっちゃってるのがつまんない。
たとえば、個人と全体は必ず矛盾するでしょ。
もし無人島から10人が脱出するために、9人乗りの舟しかなかったら、どうするの?誰か一人選んで、みんなのために犠牲になれって言うの?それともみんなで船に乗らずに、無人島で飢えて死ぬの待つの?それとも沈むの覚悟でみんなで漕ぎ出すか…自分は船に乗ってる方か、乗れない一人の方か。基本的にこの構造は変わらないと思うんだけどな、国でも、地球でも。
そういう矛盾に向き合わなきゃいけないリーダーとして、トランプは最悪なやつだ。でも人間ドナルド・トランプを見てると、うっかり「ちょっと面白い……」って思っちゃうじゃん。金正恩とかも、実の兄を殺して、側近のおじさんも粛清して、戦国時代か!?ってやつだけど、本人見てると、うっかり「ちょっと面白い……」って思っちゃうじゃん。あと、北朝鮮の女性アナウンサーのアジテーションのような喋り方ってクセになるなとか。
深沢七郎さんはこう言っている「こっけい以外に人間の美しさはないと思います」。
人間は本質的に何の意味もない存在だけど、政治というのは正反対に意味を植え付けてくる。
僕が描くとしたらこんな風刺画かなぁ〜。
タイトルは「床屋政談」って言うんだけど、どうでしょうか…?
まぁ、ここに書いたのは、僕の意見であって、他のメンバーがどういう考えかは知らない。だから、展覧会のタイトルも『風刺画ってなに?』になってるわけでね。
政治家の絵なんて描くつもりなかったんだけど、DM用に先に一枚描かなくてはいけなくて、妙にサービス精神出して、描いちゃったよ……。
だから他の作品は、こういうのじゃない。風刺画って本当はもっともっと幅広いものなんだし。
26日のトークショーでは、いろんな風刺画的作品をスクリーンに写し出してしゃべる予定です。
というわけで、最近、毎回ブログではよろしく、よろしく、と言ってますが、今回もどうかひとつよろしくお願いいたします。

歴史を学びたい

昔はこれでもいっぱしの歴史通であった。
昔……というのは小学3年生の頃である。他の子ども達が漫画やアニメに夢中になっているのを横目に、学校の図書館で、豊臣秀吉、織田信長、徳川家康の伝記を借りては読んでいたものである。
だが、悲しいことに私の歴史の知識(特に戦国時代)はその頃で止まってる。
小学4年生まではほとんど友達がいなかったので、自分独自の文化圏を作っていたのだが、5年生になって、急に友達ができ、私も他の友達と同様に漫画やアニメに夢中になってしまったからだ。
フツウの小学生になっちゃったわけ。
去年も大河ドラマ『真田丸』を見て、「真田、真田ってよく名前を聞いてたけど、こんな一族だったんだ〜」ってやっと知ったくらいの歴史知らずなのだ。
イラストレーターとして時代物や歴史物の仕事もしているのに、そんなのでいいのだろうか?
そりゃアカン!でしょう。(↑日本史に限らず、今までよくわかってないまま歴史上の人物をたくさん描いてきてしまった。これは秦の始皇帝です)
イラストレーターとしてのデビュー作が童門冬二さんの新聞小説『小説 小栗上野介』の挿絵だったので(当時私は29歳、一回2千円のトホホな画料)、幕末〜明治はそんなに知らなくもないのだが、特に戦国時代以前、日本の中世となるとぜんぜんわかんない。
先日、最終回まで放送し、また同じ時間帯で再放送中の『オトナの一休さん』は室町時代の話である。
ちょうど応仁の乱の回を描いている頃に、呉座 勇一さんの『応仁の乱ー戦国時代を生んだ大乱』 (中公新書)がベストセラーになっていた。応仁の乱というのはなんだかよく分からないままだらだら続いた戦らしい…ということは知ってたので、この本を読めば、面白く理解できるのかも!と飛びついたものの、何度も途中下車したくなり、なんとか最後まで読んだが、歴史が面白い!という気持ちは一向に芽生えてこなかった。
後日、「芸術新潮」の私の担当者(れ)氏が『応仁の乱ー戦国時代を生んだ大乱』 を読みたいというので、差し上げた。
お礼でも言ってくれるかと思ったら、(れ)氏はわざわざツイッターで
〈話題の『応仁の乱』、「ちくちく美術部」を弊誌に連載するいのっち氏からの下げ渡し本にて遅ればせに読了。いのっち氏は、なかなか乱が始まらない、人名多すぎでその個性の書き分けもないとか低評価のアマレビューみたいな文句を言ってましたが、中世史の本ってそういうもんです。ベストセラーというの は本来の読者でない人が買うからベストセラーになるわけで、当然、ミスマッチ多発と推測。数ある中世史本の中では普通に読みやすく、普通に面白いと思います。現代人から見て感情移入できる登場人物がおらず、著者も冷静ですが、畠山義就にだけは微妙な好感を寄せている風なのもいとおかし。(れ)〉
などと書き込んで、私の浅はかさを世間に知らしめてくれた(リツイートされまくっていた)のだが、人から本をもらっておいてなんてことをしてくれるのだ。(↑これは(れ)氏が担当している「ちくちく美術部」。今月は江戸東京博物館の『没後150年坂本龍馬』展を取り上げています)
(れ)氏は美術雑誌の編集者だが歴史博士と言っても良いくらいに詳しい。私が歴史を勉強したがっているのを知りこんなメールをくれた。
〈ここ数年の中公新書では、『贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ』がやはり15世紀日本を扱っていて巻を置く能わざる面白さでした。でもまあこれも、伊野さんが読んで面白いかどうかは……〉
とまたもや、嫌味な一言を添えて、本を紹介してくれた。
実際読んでみると、的が絞ってあるので『応仁の乱』ほどは退屈しなかったが、”巻を置く能わざる”には程遠く、やはり私にとって歴史の壁は高いままなのだった。
そんな私を歴史好きにしてくれる救世主のような本がついに発売された。5月20日のことだった。
本の名は『秘伝・日本史解読術』(新潮新書)。著者は荒山徹さんである。
この本は新潮社のPR誌「波」で『歴史の極意・小説の奥義』というタイトルで連載されていたのをまとめたものなのだが、連載当時から私は「あ、なんか歴史って面白そう……」という気持ちになっていた。その感触が残っていたので、待望していたのである。
あらためて本になったものを読んでみると、これこそまさに”巻を置く能わざる”面白さだった。
ま、私の感想などより、ご本人の紹介文の方が的確だと思うので、ここに貼り付けさせていただきましょう(クリックするとデカくなる)。
〈特筆すべきは、解説をほどこした歴史時代小説の名作を縄文から幕末まで年代順に配置したことで日本史の流れがイッパツで概観できるようになった工夫でしょうか〉
とありますが、小説を読んで興味を持つというのはナイスな入り方ではないですか。考えてみりゃ、いきなり私が歴史学者の先生の論文みたいな新書を読んで面白いと思うのは相当にハードルが高い。
荒山さんがオススメする歴史小説を読んでいくのが、今年の趣味の読書の方針なのです(八木荘司『古代からの伝言』、杉本苑子『檀林皇后私譜 』、永井路子『王朝序曲』、三田誠広『桓武天皇―平安の覇王』、吉川英治『新平家物語』、津本陽『夢のまた夢』……)。
でもせっかくなので、まずは荒山さんご自身の小説を読んでみた。『白村江』(PHP研究所)です。歴史の授業で習ったあの「白村江の戦い」だ。はい、もちろんぜーんぜんよくわかってない。最初から、余豊璋とか金春秋とか聞いたこともない名前の人が出てくる。あ、蘇我入鹿は知っている。けっこう分厚い本なので、読み通せるか不安だったが、3分の1を過ぎるあたりから、またまた”巻を置く能わざる”状態になってきた。手に汗握る冒険小説だったのだ。
教科書で名前だけ知っていた「白村江の戦い」は今ではすっかり頭の中に映像で描ける。なお、荒山徹さんは『白村江』で第六回歴史時代作家クラブ賞を受賞されております。パチパチ!
そしてもう一つ付け加えるなら、荒山徹さんは私が2013年に講談社出版文化さしえ賞をもらった時の小説『長州シックス 夢をかなえた白熊』をお書きになった方なのです。

そしてさらに付け加えるなら、荒山さんは毎回「オトナの一休さん」の感想をツイッターで書いてくれるのです。だからって、お礼の意味で本を紹介しているわけではありませんよ。

スカーフと一休さん

みなさんGWいかがお過ごしですか?

私は今まで一度も有給休暇というのをもらったことがありません。バイト時代も今も、休みの日=無給なので、働かなくても金がもらえる有給休暇に憧れています。

一度だけ有給休暇がもらえるチャンスがありました。

10年ほど前キンコーズで半年だけバイトをしていた時のことです。キンコーズはちゃんとした会社なのでバイトにも有給休暇がつくことになってました。キンコーズは当時、求人をある人材派遣会社に委託していたので、私はキンコーズで働きながらも、その人材派遣会社からお給料をもらっていました。労働条件はキンコーズに直接雇用されている人と全く同じでした。

やっと半年が過ぎ、有給が5日ほどつくことになったので、どう使おうかと、楽しみにしていました。ところが、ちょうどそのタイミングで、キンコーズとその派遣会社は契約を解消してしまったのです。

派遣会社から電話がかかってきました。

「もちろん、伊野様には引き続き、キンコーズ様で働いていただけるのですが、そうすると伊野様とキンコーズ様とで再度契約を結んでいただくということになります」

「はぁ……ってことは今まで半年間働いて、やっと有給休暇がつくことになったんですが、それも白紙に戻るということですか?」

「そうですね。そういうことになります」

「え〜!私、有給休暇だけを楽しみに働いてたんですけどぉ〜」

というわけで、有給休暇はまぼろしと消え、ムカついたのでキンコーズを辞めてやりました。

さて、主に関西方面の方にお知らせです。

「しあわせのスカーフ」展

ウラン堂ギャラリー & galerie6c 合同企画展、30人のクリエイターによる正方形のメッセージ。苦楽園口駅前の2つのギャラリーを巡って楽しむ「しあわせのスカーフ」展というのに参加します。2017.5/10wed〜5/28sun

「しあわせのスカーフ」展はコチラ!

これはスカーフのデータ。古代中国をモチーフにしております。これはバンダナ。茂田井武をモチーフにしております。どっちも絵は使いまわしですけども。これは去年のマン・レイのスカーフとゴッホのバンダナ。

「ウラン堂」さんは『画家の肖像』の巡回展をやらせてもらったギャラリーです。

さて、『オトナの一休さん』見てますか?

友達も「あ、ごめん、最初は見てたけど、最近は忘れてた」とか「え、シーズン2もやってるの?」とか油断がならねぇ。

シーズン1は時系列にあまり関係なくエピソードを並べていましたが、シーズン2は時系列に沿って話が進むのです。だから1回たりとも見逃してはならないのでございます。

今日(5月2日)も夜10時45分から放送されるよ!今回は一休は兄弟子の養叟とマジで大喧嘩します!次週は、そんな兄弟子の養叟が死んじゃう!再来週はいよいよ応仁の乱がはじまる!これは見逃せない!でも5分間番組なので普通は見逃してしまう。だから毎週録画してね〜。

オトナの一休さんはコチラ!

 

オトナの一休さん2

本日4月4日(火)22時45分から『オトナの一休さん』のシーズン2がスタートします!シーズン2は二枠あって、放映日時は毎週火曜の22時45分毎週金曜の11時45分です。ついに健全なお昼の時間帯にも進出したわけです。

シーズン1が放映される前には、LINEニュースをはじめ各ネットニュースに取り上げられたり、ホリエモンがいいねと言ってくれたり、関係者一同、狂喜乱舞したものですが、シーズン2直前は静かなもんですねぇ……ていうか、宣伝が「他力本願」ですなぁ、仏教だけにね……。

というわけで、誰も見ていないに等しいこのブログでもガンバって宣伝いたします。

シーズン1では、如意庵の住職を請われた一休宗純が、商人たちとズブズブになっているお寺の実態に嫌気がさし、たった十日で住職をやめ、旅に出てしまうところで終わりました。

あれから半年後……狂った風とともに一休宗純は来たりぬ!(第十四則「帰ってきた一休さん」より)
シーズン1で憎めないクソジジイっぷりを見せつけてくれた一休和尚ですが、シーズン2でもそれは相変わらず。でも、室町という時代は、いま大流行のあの「応仁の乱」が待っています。
中公新書のベストセラー、呉座 勇一著『応仁の乱 – 戦国時代を生んだ大乱 』はすでに28万部を突破し、20秒に1冊売れている!と、このまえ電車の広告で見ました。お読みになりましたか?
かくいう私もその1冊を買った者です。ちょうどタイムリーに『オトナの一休さん』で応仁の乱の絵を描くところでしたから。
しかし、自分に歴史の知識がなさすぎるのか、『応仁の乱 – 戦国時代を生んだ大乱 』は大乱が始まるまでの文章がちょっと不親切で、よく分からない固有名詞や、似たような名前がポンポン出てきて、名前も最初はルビがふってあるのですが、次のページからはなくなってしまい、なんという読み方だったかわからなくなり、余計に頭に入ってこない。でも文章自体は読みやすく、ツルツルと読めてしまう。ハタと気づくと何も理解できていない……という具合で、何度か途中下車してやろうかと思いましたが、我慢して読みました。その甲斐あってか、大乱が勃発した後は、わりと面白く読めました。
他の「応仁の乱」の本と読みくらべたわけでないので、この新書がどれほど画期的なのか、自分ではよくわかりません。
それでも、一休宗純が生きた時代がどんな時代だったか、その一端をうかがうことはできましたし、読んで損ということは絶対になかった。ただ、これがなぜそんなにベストセラーになっているかわからなかっただけで……。
という話がしたかったわけではないのです。『オトナの一休さん』シーズン2ですよ。
シーズン2では、親しい人たちとの死別、先ほど言った「応仁の乱」による世の中の混乱、一休自身の老いなどがからまりつつフィナーレに向かっていくでしょう(まだ絶賛制作中です)。でも一休さんは人目を気にせず笑ったり、泣いたり、怒ったり、自分がわからなくなったり、恋に落ちたり……あの調子でやってますので、最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします!
(第十四則「帰ってきた一休さん」)より(第十五則「一休、自殺を図る」より)(第十六則「一休さんは強がり坊主」より)
登場人物・キャスト
一休宗純(いっきゅう・そうじゅん)=板尾創路/養叟宗頤(ようそう・そうい)= 尾美としのり/蜷川新右衛門(にながわ・しんえもん)=山崎樹範/弟子たち/=夜ふかしの会
スタッフ
作 ふじきみつ彦/絵 伊野孝行/アニメーション 野中晶史 飯田千里 幸洋子 円香/音楽 大友良英 マレウレウ

10月のオトナの一休さん

6月にEテレで3話だけ放送された『オトナの一休さん』がレギュラーになって帰ってくる!

毎週水曜日の午後10時45分から放送です(10月5日スタート)。5分間番組なので、なかなか気合を入れないと見逃してしまいますので、ぜひ毎週録画の予約を入れておいてください。
世に広まっている一休さん像とは、すなわちとんち小僧。有名なアニメにより日本だけでなく海外でも人気があるとか。
ところが史実の一休さんはポクチンはしません。ではどんな人だったかって?それを再びアニメ化して伝えるのが『オトナの一休さん』なわけです。%e4%b8%80%e4%bc%91%e7%94%bb%e5%83%8f1
いや〜、本当にスゴイっすよ史実の一休さんは。アニメとして脚色している部分は当然ありますけど、基としている文献に書かれていることがすでに滅茶苦茶なんですから。
私は脚本を読んで、ディレクターとアニメーターと相談しながら絵にしているわけですが、あまりに面白い人なので自然に一休研究をしたくなってきます。本当にこんな人がいたんだな〜と、感に打たれます。勉強するなら今でしょ、なんですけど、何しろ私一人でアニメの絵を全部描かなくちゃいけないんで、なかなか時間が取れません。%ef%bc%91%e5%89%87%e2%88%92%ef%bc%92%ef%bc%96
そんな私が、だいたい想像するにですね……禅がロックだとすると一休宗純はパンクかな?ロックンロールの本質を思い出せ!っていうのがパンク、だと私は理解しているのですが、『オトナの一休さん』を見ると一休さんが伝えたかった禅の本来の姿が解る?いや、それすらも飛び抜けて自由?……描いている私にも未だハッキリとは掴めません。
無縄自縛(むじょうじばく)という言葉が『オトナの一休さん』には時々出てきますが、「ありもしない縄で己を縛るな」というのが一休さんのメッセージです。
◯10月5日第一則「クソとお経」
弟子たちが読経をしているところに現れた一休さん。持ってきたのは、まだ湯気が立っているクソ。その下にはなんとお経が!%ef%bc%91%e5%89%87%e2%88%92%ef%bc%96%ef%bc%91%e5%89%87%e2%88%92%ef%bc%92%ef%bc%92
◯10月12日第二則「すずめの葬式」
涙を流しながら読経する一休さん。誰の葬式かと新右衛門がいぶかると、なんとかわいがっていたすずめの葬式だった!%ef%bc%92%e5%89%87-%e2%88%92%ef%bc%92%ef%bc%92%e5%89%87-%e2%88%92%ef%bc%91%ef%bc%92
◯10月19日第三則「思春期の一休さん」
新右衛門が一休さんのとんち小坊主エピソードをたずねると、兄弟子はそんなものは皆作り話だと否定。では本当の一休さんはどんな少年だったのか?
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◯10月26日第四則「ストリート禅問答」
一休さんと新右衛門が京の町を歩いていると、見知らぬ僧侶が禅問答を仕掛けてきた。「市中に隠ありや否や?(町の中で修行する僧などいるのか?)」さあ、一休はどう答えた?%ef%bc%94%e5%89%87%e3%83%bc%ef%bc%97%ef%bc%94%e5%89%87%e3%83%bc%ef%bc%98
第一則〜第三則は6月に放送されたのでご覧になった方もいらっしゃると思います。第四則はなんと一休さんが歌っちゃうもんね〜。もちろん作曲は大友良英さん。お楽しみに!
配役やあらすじ、スタッフ紹介、ディレクター藤原さんと脚本家ふじきさんへのインタビュー、などは下記の番組サイトでどうぞ〜。