雑誌「Number」の新連載、阿部珠樹さんの「NOW AND THEN スポーツ惜別録」にちいさいカットを描いてます。僕はまったくのスポーツ音痴(相撲はのぞく)、スポーツについての知識は「サンデーモーニング」の「週刊御意見番」だけで仕入れている人間です。そういった不安を抱えながらスタートしたこの連載、毎回編集者の方はていねいにちょっとしたまめ知識を書き添えて原稿を送って下さいます。惜別録、つまり引退した人やお亡くなりになった人をとりあげるのですが、文章とぴったり合わせると、毎回せつなくなっちゃうから、ちょっとしたユーモアを求められております。
第一回目は元ヤクルト高津臣吾選手の引退。高津選手くらいは僕も知っている。元ヤクルト→つばめと野球少年。2回目はミハエル・シューマッハの引退。シューマッハも名前くらいは知っている。2度目の引退だそうですな。かつてレーサーだったおじいさんが車のオモチャで遊んでいる。競走馬フランケルの引退。なんと14戦14勝だったというからすごいですね。競馬もやらないからまーったく知らなかった。
日本薬師堂で買い物をするリピーターのお客様のもとへ送られるマンスリーカードに、東海道五十三次を毎月ひとつづつ描いてます。老夫婦が旅している設定ですけどなにせ一月で一つの宿場しか進みませんからね、5月に日本橋をスタートして11月でまだ藤沢。京都につくまであと4年弱!、ま、のんびりいきましょう〜!(そのときまでこの連載が続くことを祈って)
老夫婦のこれまでの道のりはコチラです(click!)
小説新潮で読み切りの短編、神田茜さんの「カタログ」の扉絵を描きました。神田さんの「神田」というのは神田一門の神田、つまり講談師なのです。第6回新潮社エンターテイメント大賞も受賞されております。この短編小説を読んでいて最後に泣きました。物理的にしょっぱいものが目から出てきました。大人の話。ユーモアがある話。いつもの自分のタッチではこの小説の雰囲気をうまくあらわせそうになかったので、少し変えてみました。他人から見たらあまり代わり映えのしないものかもしれませんが…。
「ワイノット?」というワインのムックで絵を描きました。プレゼントワインのチョイスについて、東西凄腕酒販店はどのようなワインをおすすめするのでしょう。ただプレゼントするわけではありません。ややこしい人間関係がその壁になっているのです。つまりワインでもって解決する方法です。取引先をめちゃくちゃに怒らせてしまいました。なんとか気を静めてもらえるワインをお届けしたいのですが…。
一人暮らしの彼女の家を初訪問します。下心を上手に隠してくれるワインを教えてください。
今度の日曜日、上司宅に我々部下が集まります。ワイン好きの奥さんの点数を稼げるワイン、ありませんか。
1年前に別れた彼女が、今度、結婚します。お祝いにワインを贈りたいんですが…(涙)
1本3000円以下縛りで持ち寄りパーティーをします。みんなを出し抜ける、うまい勝ちワインを選んで下さい!
ブルゴーニュのグランクリュしか飲まないと豪語する方。そんな彼の定年退職祝いに、あえての冷涼ワインを贈りたいのですが。
彼氏にふられて3日目の女友達を慰めたいのです。どのワインをプレゼントしたら、いいのでしょうか。
結婚記念日一週間前に、浮気がばれたっぽい夫です。明日が記念日なんですが、どんなワインを妻に持って帰ればいいですかね…。
はい、というわけでいつものごとくクダラナイ絵を描きました。ちなみにお酒は毎日飲んでいますが、お酒がおいしいとたくさん飲んでしまうので、普段飲むものはあまりおいしくない方が健康のためにはよいです。ビールもワインも日本酒もウイスキーも焼酎もへだてなく好きなのですが、居酒屋では結局最後はウーロンハイを飲んでることが多いです。あきないですね〜ウーロンハイは。