R25“イライラ”イラスト
今週発行中の(もしかしたら、もう次の号が出てるかもしれないけど)R25にイラストを描いてます。駅で見つけたら見てね。そして捨てないで家に持ち帰りましょう。ウ〜ン、イラストレーションが映えるナイスデザイン!クリックすると大きくなります。さあ、クリックしよう!
今週発行中の(もしかしたら、もう次の号が出てるかもしれないけど)R25にイラストを描いてます。駅で見つけたら見てね。そして捨てないで家に持ち帰りましょう。ウ〜ン、イラストレーションが映えるナイスデザイン!クリックすると大きくなります。さあ、クリックしよう!
辻惟雄「奇想の系譜」や、丹尾安典責任編集「デロリの血脈」(芸術新潮2000年2月号)などによって、僕の日本美術にたいする見方は大きく変わった。「わび、さび」なんかぶっ飛んでしまう、日本美術のびっくり仰天な面白さに、度肝を抜かれたのだ。今月の「美術手帖」の特集、「一夜漬け日本美術史」も初心者に向けて日本美術の面白さを強調している。監修は日本美術応援団、団長の山下裕二先生。特集の最後に、「日本美術史特別講座」というのがあり、東大の東洋文化研究所の板倉聖哲先生と山下先生の対談がある。そうはいっても、まったく一夜漬けなんかじゃ歯が立たない世界なのだ。ここでは美術の歴史における中国と日本の関係を対談してます。特集の扉と中の年表の絵を担当しました。
ふー、やっと終わった。なにしろ縄文から現代まで代表作品を22点も模写したので疲れた。印刷では小さくなるので本物?と勘違いする人もいるかもしれない。でもよくみるとこんなにいい加減に描いている。ほら。
今月号は特別に販売促進のためこのようなポップもつくられました。
新潮文庫、テリー伊藤「学校では教えてくれない不道徳講座」の挿画、挿絵を描きました。セツの大先輩、峰岸達さんより聞いた情報によると、テリーさんもセツに通ってたことがあるそうでなので、テリー先輩ということになる。
第2章「自分の思い通りにならない人生だって素晴らしい」にはこんな一節が…。
「私事で申し訳ないのだが、過日、十六年間一緒に暮らしてきたワンちゃん、ムクドンが死んでしまった。とても辛かった。思い起こせば青山墓地で子犬のときに拾ってきた雑種犬だった。ムクドンは天からの授かりものだと思っていたが、十六年生きて天寿をまっとうしてくれたと思っている。深大寺の動物霊園で火葬してもらった。普段はあまり泣いたことはないけど、ムクドンの骨を少しかじったら、涙が出てきた。
私はその悲しみを乗り越えようと、最近は馬を飼おうと思っている。(後略)」
犬の名前がムクドン♡それはさておき、馬を飼うことにあたっての素朴な疑問をいくつか上げ、馬も人力車も自転車も道交法の中では同じ扱いだから、コンビニに馬に乗って行き、コンビニの前に馬をつないでお弁当を買いに入る…そんなこともやってみたいと語る。飼うのも大変、維持費も莫大な馬をなぜ欲するのかというと、最近、自分のままならないものと接していたい、理解しようとし続けたいという思いが強くなっているのだそうだ。あとがきにも「私は常々考え方を正反対にしてみることで何か新しい突破口が見つかるのではないかと考えているのだ。」とある。僕は一度、テリー先輩とま近に接したことがあるが(14、5年前バイト先のカウンター越しに)一人静かにメモ帳に何かを書き付けていらしゃった。天才ディレクターの思索の時だったのだ。
このような扉絵もいくつか描いた。クリックすると大きくなります。文庫本で中に絵があるのはめずらしいのでうれしい。表紙はもちろんマチスに捧げたい。
吉本興行の若手お笑い芸人、しずる、はんにゃ、フルーツポンチの三組を集めた写真集「スクールデイズ」にイラストレーションを描いた。みんなが学生服を着て馬鹿なことをしている写真集だ。この本のターゲットは女子高生と聞いていたが、特に「はんにゃ」の金田哲さんはとてもきれいな顔をしている。僕も中学生のときに漫才師になりたかった。近所の大型スーパーのイベントに来ていたオール阪神巨人、月亭八方を熱く見物した記憶がある。でもいつのまにかその夢は自然消滅していった。誰にも言わなかったので、誰も知らないことであるが。
僕が描いたのは「学校大喜利」というコーナーで、メンバーが答えたオチを絵にしている。
読売ADリポート「OJO」(オッホと読む)で始まる山田ズーニーさんの連載コラムに挿絵をつけることになった。
この雑誌は書店では売ってないので、失敗しても恥をさらしてしまったという後悔に襲われなくて済む、と思ってたがウェブで公開されていた。今回はまずまず成功。
読売AD「OJO」
↑こっちのほうが画像がキレイだ。このブログは画像がボヤッとするのでイヤです。
新潮社のPR誌「波」で新連載の小説に挿絵を描いてます。作者は新野剛志さん。主人公はヤクザなので、自分が今まで描いてこなかった世界が描けそうで楽しみ。「波」は本屋でタダで置いてあります。
打ち合わせのときハードボイルドでちょっと笑える内容だときいて、ジョニー・トー監督の映画が思い浮かんだ。ちょうど今「下高井戸シネマ」のレイトショーがジョニー・トー特集をやっている。下高井戸は昔10年住んで、そのあと国分寺、荻窪と引っ越してまた去年から下高井戸に住んでいる。担当のNさんは下高井戸生まれだそうで、しかも作家の新野さんも下高井戸にお住まいだという。なんという偶然かと思っていたら、Nさんとはそれ以外でも僕とつながりがあり(それは秘密だが)驚いた。でもこういうのは当人以外はどうでもいい話かもしれない。しかし仕事には愛着が出るものです!