タグ:志村けん
2020.5.26
志村けん神社・対談 都築潤
緊急事態宣言解除も一夜明けて、人々は徐々に普段通りの生活に戻っていく……のがいいことなのかどうか、疑問を持ってしまった人もいるだろう。経済的には元に戻った方がいいに違いないとしても、あの、のんびりした気分とおさらばするのが寂しい。
昨日は善福寺川緑地(川沿いにずっと続く緑地)を自転車で走った。
冬から春になる時、自然はゆっくり変化する。でも春から夏になる時自然は急ぎ足だ。緑地が夏の帝国に支配されるのはもうすぐ。
緊急事態宣言よりも先に日本人の気持ちを緊急事態にさせたのは、志村けんが亡くなったことだ。
喜劇の王様は悲劇の英雄のように持ち上げられた。
きっと戦前だったら「志村けん神社」がおっ建てられる。あぶない、あぶない。
人間も、いや人間以外でも神様になれる、この国の不思議な宗教観が嫌いではない。「古今亭志ん生神社」と将来的に「長嶋茂雄神社」は建ててもいいと思っている。コロナと関係なかったら「志村けん神社」も建ててもいい。
この絵は、今売りの「芸術新潮」に掲載されている。美術ジャーナリスト藤田一人さんの展評につけたものだが、文章を絵解きしたものではないので、文中に志村けん神社の話は一切出てこない。あしからず。
さ、今日の本題は次のこと。
このホームページのメニューに「対談」というのがあるが、まだ一度も新規の更新をしていなかった。外部のブログサービス「note」を利用している。
南伸坊さんと私の対談部屋として用意してあった。誰かゲストを呼んでやるつもりでいた。つもりでいながら半年が経ってしまった。だが、ついに昨日更新した。ゲストは都築潤さんです。
お酒を飲みながら6時間くらい収録したので、血中アルコール濃度が高くなるにつれ、話も弾んでいった。都築潤さんも以前、話を聞きたいイラストレーターを個人的に訪ねていたそうだ。
4回分の原稿はできているが、まだ全体の半分しか文字起こしが出来ていない。皆さんの反応がいいと、文字起こしも頑張れると思うので、どうぞよろしくお願いします。
メニューからも入れますが、ここにもリンクしておきます。